2017年02月16日 13:53  カテゴリ:仕事カテゴリ:字彫り

岡崎産の宇寿石の碑を作るために磨いたり字を彫ったりしました

今回はこの石に字を彫るために磨いたり切ったりしました。




石は岡崎市の滝町から米河内町のあたりで採掘されている宇寿石を使用しています。

大きさは幅7尺×高さ2尺3寸×厚み1尺ほどあります。

ミリに直すと幅2100mm×高さ700mm×厚み300mmくらいです。

どれくらいの大きさかと他のものと比較してみるとナゴヤドームの敷地面積(104,447㎡)の0.000014倍で、iPhone7の158.4倍です。

さっぱりわかりませんね。

背の高い大人二人が並んで立っているのと同じくらいです。広島や楽天で活躍したミコライオ投手が二人並んでいるようなものです。

でかいですね。





さて、この石に字を彫るにあったって、まずは表面を磨かなければなりません。

自動研磨機でぐるぐる磨いていきます。

磨き終えたものがこちらになります。

石碑の下駄も宇寿石でできています。




石の向こう側に立っているのが一緒に働いている大叔父です。

これに字彫り用のゴムを貼ったり、ゴムを切ったり、サンドブラスとをしたりすると字が彫れます。

ちなみに字の大きさは8寸より少し大きめです。

岡崎で一般的なお墓のサイズが八寸角(○○家之墓とか書かれている石の幅と奥行きが8寸くらい)なのでなかなか大きな文字を彫ったことになります。

僕史上最大の大きさです。




ゴムを剥がしてきれいに表面を布で拭いたりエアーダスターで噴いたりしたら完成です。

近いうちに現場に設置されます。見かけたら眺めておいてください。  

Posted by 渡辺石材店4代目 │コメント(0)